OmegaTのgit機能が使えないゾ

OmegaT_logo_smお仕事で英文ドキュメントを翻訳しているのだが、出てくる用語を違った訳にしてしまうという、揺れに悩まされている。「翻訳メモリ」というジャンルのツールを使うと、過去に訳した文を参考に表示してくれるので、この悩みが解決するかもしれない。そこで使えそうなものを探してみたところ、Javaで書かれたOmegaTというのがプラットフォーム非依存で、使えそうだということがわかった。

はじめに通常安定版という2.6.3 update 5をインストールしてみたが、何か微妙な動作をするので、最新の開発評価版3.0.6に変えてみた。こちらは調子よく使える。作業中のドキュメントをOmegaT用に編集しなおした(単に作業済みの部分をコピペしただけ)。

もともとGitHubで公開されているドキュメントなので、自分のリポジトリにfolkして、そこに作業結果をpushしていた。ところがOmegaTを使いはじめると、作業内容が消えたり、コンフリクトしているから保存できないと言われたりでどうにもならない。いじっているうちに、どうやらbranchに対応していないのではないかという疑惑がわいた。

オリジナル(master)から、japaneseというbranchを作り、そこで作業を行っている。

$ git branch
* japanese
  master

ここでOmegaTを起動して、保存したプロジェクトを開く。
その瞬間に

$ git branch
  japanese
* master

という状態になってしまう。編集内容をオリジナル(master)に保存しようとしてしまうのだ。そこにはOmegaTのワーキングディレクトリや、日本語作業用のディレクトリは存在しない。プロジェクトを読み込んだ瞬間に、自分の存在しないmasterの並行宇宙に飛んでいってしまう。

結局、OmegaTのディレクトリを .gitignore に記述して管理下から外し、japaneseブランチへ移行後、編集結果は手作業で翻訳済みディレクトリへコピー、PandocでPDFおよびepub生成という原始的な方法で運用してみることにした。

投稿者:

azira

何でもやったけれど、みんな中途半端なプログラマくずれの一匹うさぎ。

“OmegaTのgit機能が使えないゾ” への1件のフィードバック

  1. ちょっとソースコード見てみましたが、たしかに branch は “master” 固定ですね。

    http://sourceforge.net/p/omegat/svn/HEAD/tree/trunk/src/org/omegat/core/team/GITRemoteRepository.java#l77

    仕様なのか何なのか分かりませんが、こういうハマりポイントみたいなことは、せめて安定版移行時のマニュアルにはちゃんと書いておいてほしいですね(開発版はマニュアル未整備という前提の先行リリースなので、しょうがないですが)。

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